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『おはようー!』 「おはようございます。」 ここは警視庁10係…そしてヒールをはいた女性は警察官だったら知らない人は居ない。その名は夢魅梨華。10係の主任で俺の名前は神崎直也。 『おはよう直。職場はなれたか?』 「主任のおかげで少しは。」 そうかそうかと言う感じで主任に頭をクシャとやられた。 「夢魅!」 その怒鳴り声は葉山管理間。全ての捜査についてはこの男の手に握られている。 『はい!』 そして葉山管理間にたいしてはいつも怒鳴り声で返事を返す主任だ。 「また捜査中に倒れただと?話しにならない。転職を考えるんだな。」 『倒れたことは申し訳ないと思っています。ですが私みたいにフラッシュバックで苦しむ人間いることも忘れないでください!あれ以来葉山管理間も男も駄目なんですよ。』 主任は怒鳴り声をあげた。 「確かに?昔の俺は馬鹿だったし今みたいには行かなかっただろうな。職場は職場だ。過去にまとわりついてる人間はいらん。」 『話しはそれだけですか?』 「なんだこの言いぐさは?まぁこんどの山とらなかったら俺は知らねえからな。ボディーガードもイケメンぞろいで男嫌いもなおりそうだけどな。」 葉山管理間がさった後主任は自分のデスクに向かって蹴りとばした。 いつもこういう朝の流れだ。 そして…電話がなると必ず夢魅主任がとる。 『殺しだー。山つかまないとしらねーからな。』 「はい!」 いつもこのセリフ。そして四人そろっての返事で捜査が始まる。 けど本来の夢魅梨華を俺も含めた10係は誰も知らなかった。
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