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「久しぶりだな夢魅。」
現場は古い倉庫で新しい血の匂いがした。
『お久しぶりです。山崎先生。』
「倒れるな?」
そう言って山崎先生はさった。
『新しい血…そしてどこか懐かしい立てもの。』
遺体の近くには血のついた放置がおち、血痕でブロードガールと書かれていた。
「ブロードガールて…」
その言葉を聞いたとたん夢魅主任は手で耳をおおいその場に勢いよく座り震えだした。
『いや…、いや…。』
彼女の顔には涙が流れ過去のことと関係あるかのようにその被害者の女性警官をみつめる。
真っ先に夢魅主任のところに行っのは菊池先輩だった。
「夢!大丈夫だ…。大丈夫。大丈夫だ。お前には俺達がいる。大丈夫だ…
菊池先輩はそっと夢魅主任を抱きしめ、震えをおちつかせていた。
『…いや…』
だが彼女のフラッシュバックというものなのか…なおる気配はなかった。
「しょうがないな。高橋、なおは過去の事件を調べろそしてなおは聞きこみにいけ。」
『…っ…菊池祐介…』
「えっ?」
俺は夢魅主任をみた。
『連続猥褻殺人事件ブロード…ガール菊池…ゆうすけ…』
この言葉をいい終えたあと、主任は胸ポケットから過去の事件の写真とこの建物の写真を俺にわたした。
「えっ?主任…。」
その写真には若君ころの主任の写真そして数人の女性の写真があった。
「夢寝かせてくる。お前らは職務に戻れ。」
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