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俺が彼女と付き合って一ヶ月のこと――
「ねぇねぇ、優騎君。私ってね男の子が好きなんだよね。」
突発に彼女-東 矢桜伊は言った。
「女の子が男の子を好きになるのって普通だろ?なに今さら言ってるんだ?」
「あ~優騎君なんか勘違いしてる~。」
「私、前にも少し言ったんだよ。」
「男の子同士が好きなんだって。」
「えっと、あれか、つまりホ…」
「違うわよ。私は男の子同士がイチャイチャしているのを見るのが好きなだけなの。」
「お、俺は!俺のことは好きなのか?」
「なによ突然。好きに決まってるじゃない。」
「そうだよな。俺のこと嫌いじゃないよな。」
「あ、男の娘もありだよ。」
俺は彼女-東 矢桜伊の性癖をまた一つ知ることになりました。
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