彼女の性癖その1

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気が付くと俺はあの部室にいた。 「ドアに鍵かけたから逃げようとしても無駄だよ、優騎君。」 「東さんなんでこんなことを…」 「それはね、優騎君にね。みんな!」 「東」 「西」 「南」 「北」 「「中央腐敗」」 「になってもらいたいから…文芸部に入ってくれない?」 「訳がわかりません。」 「えっとね、今私達が執筆中の作品『東方腐敗』のね、モデルになってくれない?」 「痛っ!」 「きゃっ!」 「あん//」 「いい//」 「痛いよ優騎君。なんで毎回叩くの?」 「東!優騎君が逃げたよ!」 「逃げられるわけが…窓から~!」 俺は彼女達を叩いてその隙に逃げることにした。 でも、女子を軽くとはいえ叩くのは心が痛む。
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