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気が付くと俺はあの部室にいた。
「ドアに鍵かけたから逃げようとしても無駄だよ、優騎君。」
「東さんなんでこんなことを…」
「それはね、優騎君にね。みんな!」
「東」
「西」
「南」
「北」
「「中央腐敗」」
「になってもらいたいから…文芸部に入ってくれない?」
「訳がわかりません。」
「えっとね、今私達が執筆中の作品『東方腐敗』のね、モデルになってくれない?」
「痛っ!」
「きゃっ!」
「あん//」
「いい//」
「痛いよ優騎君。なんで毎回叩くの?」
「東!優騎君が逃げたよ!」
「逃げられるわけが…窓から~!」
俺は彼女達を叩いてその隙に逃げることにした。
でも、女子を軽くとはいえ叩くのは心が痛む。
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