災厄の目覚め

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マイカ「ここ最近事件も多いし物騒になったな~。それなのに一人暮らしなんて続けていけるのかな……リサ姉さん…私、不安だよ~」 マイカには2つ年上のリサという姉がいる。マイカは天城学園という大学に通うため一人暮らしをしているのだ マイカ「そうだ!彼氏…彼氏を作ればいいんだよ!一人が寂しかったら家に泊まって貰……な~んて、夢みたいな話してもだめか……このかた彼氏なんてできたことないのに…」 俗に言う現実逃避。しかしマイカだって一人の乙女、恋だってする…好機を逃し続けているようだが マイカ「はぁ…どこかにちょうどいいイケメン、落ちてないかな……」 ため息をし、下を見ながらとぼとぼと歩く。今朝の夢の所為もあってかいつもより足取りが重かった 「………ぁぁあ!!!」 マイカ「…?今どこかで声が……」 「……ど、どいてぇぇえ!!!!」 マイカ「え…?」
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