異常愛好者

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「貴ちゃん…」 『ぁ…ふじぃ・んぁっ!』 今日も藤原は俺を抱く 毎日身体を重ねて、 いつも優しく愛してくれる お前は言う 俺だけを見てと 俺だけを愛してと 離れるなと この前なんか 「監禁して外に出したくない」って言った まるで俺がどこかにいってしまうのを怖がっているようで… 『あぁ!か・ず…ひろぉ』 「貴史…愛してる」 『お・れもっ…愛して・るっ』 藤原、 大丈夫やで 俺はお前だけを愛してる 何処にもいかないし、 お前だけしか見てないから。 藤原を引き寄せ、自分から唇を重ねる 舌が絡み合い、深くなっていく 『んっ…愛してる…、』 あと何回言えばお前に伝わるんやろう? 不安症なお前 不安をかき消すために 毎日俺を抱く藤原 藤原の愛情は行き過ぎてるかもしれない、 けど俺はそれが心地よくて堪らない。 だって、俺のことしか考えてないって事やろう? 異常なほどの独占欲をもつ彼を愛しいと思う俺 堕ちているのはどっち? おわり
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