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尋ねれば、くっついていた藤原が体を起こす。
顔を見れば今にも泣きそうな表情
でも嬉しそうで、
「ずっと…一緒に居ろうな。愛してる…貴史」
『愛してる、一裕…』
藤原の返事に満足した俺は、またキスしようと近づいてくる藤原の顔に黙って目を閉じた
後日、
指輪の内側に文字が彫ってあることに気づいた
【To the end of...】
『アイツらしいな、』
意味を理解できた俺は、その二週間後…藤原に指輪をプレゼントした
もちろん、同じ文字を内側に彫ってもらって。
永遠なんて存在しない、
やから、俺の命が尽きるその最期の瞬間まで、
俺はお前を愛し続けると、この指輪に思いをこめて…
おわり
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