0人が本棚に入れています
本棚に追加
さてと…案外あっけなかったな。
後は、リーダーだけか…
「どうした?怖いのか?」
少し挑発してみる。
「勝負はもう始まってるんだぜガキが!」
ガララッ
「!?」
背後で謎の音。
雷斗が振り返るも不良達や、その武器しかない。
「くらいやがれ!」
リーダーの叫びと供に、雷斗の腹に鈍い音と同時に激痛が走った。
目線を腹部に下ろすと鉄パイプが叩きつけられていた。
「ぐあっ」
激痛を抱えながら数m吹っ飛ぶ雷斗。
だが、その表情は笑みを浮かべていた。
最初のコメントを投稿しよう!