イケメン隊士達

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ーチュン、チュン …ん、もう朝…? 閉じた瞼の裏から感じるまぶしい光を感じた。 まだ夢の中から抜け出せていない澪の頭の中に人の声がかすかに響く。 「おっ!土方さんっ!この人起きるみたいですよ!」 「そんなもん見てりゃ分かるに決まってんじゃねーか!」 「もー!土方さんは素直じゃないですねー」 「うるせぇ、総司。おめぇはどっか行っときやがれ!」 「行きません!ていうか、それ僕が見つけたんですよ!?」 「人間に向かって“ソレ”と言うな!」 …ん? ちょっと待て、ちょっと待て。 今、 “土方”って… “総司”って… 言ってなかった? その瞬間、パチッと目を開けた。 そこには、 いかにも不機嫌そうな顔をした目鼻立ちのくっきりとした男と、 小さい子どものイタズラが成功したときのようなにこにこ笑顔をうかべた色白の男、 が私の顔をじっと見つめていた。 いや、正しくは睨んでいた。
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