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下校中の帰り道
女共を引き連れた神原と、嫌々ながらも帰っている俺
俺の我が儘で親父が失業したら困る
そんな中、いきなり神原が走り出した
よくみると、道路に子供がいて、トラックが迫っていた
トラックの運転手は居眠りしとるよ、おい…
「間に合え!!」
おー凄い凄い
子供を反対側の道路に突き飛ばした
だが、神原が逃げる時間はない
イヤァァァ!!とか、女共の悲鳴が聞こえる
人助けで死ねて良かったじゃんクソヤロウ
なんて、思ってたんだけど…
いきなりフッと視界がぶれて、俺は何故かトラックの目の前にいた
は?
神原は………俺がいた場所に立っている
ガツッ!!
物凄い衝撃と痛みが襲う
奴の代わりに…
俺が死ねと?
ふざけ……んな……
『君に決めた!』
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