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その後、江田と一緒に昼休みを過ごす時間が増えた。
江田春樹は、周りが言っていたヤツとはちょっと違っていた。
授業以外、独りで居ることが多く一匹狼らしいが、人見知りなだけでたいていぶらりと廊下を歩いて暇をもて余しているそうだ。
更にぼーっとしている為、何考えている分からず、不思議くん?らしい。
ぼーっとしているのは、眠いか晩飯を何にするかと大した事は考えていないそうだ。
美少年な癖に彼女が居ないらしい。
興味がないと江田は言っていたが、俺からしたら羨ましい。
謙遜で言っているのかモテないらしい。
まぁ、不思議くんならなんとなく分からなくもないが、勿体無いような気がした。
まぁ、俺には関係ないしと思いながらいつものように屋上で昼休みを過ごすことにした。
あぁ…眠たい。
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