茶団*椎佐

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今日は相方兼恋人の誕生日。 いつもに増してうるさい… 「ねぇ椎さん!今日何の日か知ってるでしょ?」 もう耳と尻尾が見えてくる… 「えー、何の日だっけー?」 「え、覚えてなのいの!?…」 明らかに凹むそいつはもう可愛くて仕方がない。 「嘘、嘘、おまえの誕生日だろ?」 「椎さん覚えててくれたんだー!」 覚えてるに決まってるじゃないか。 例え覚えて無くても、あれだけ誕生日アピールをされてたら思い出す。 俺は誕生日とかそういう記念日みたいな物はあんまり好きじゃない。 誕生日なんて年取るだけじゃないか。
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