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ヒト
ただ幾億百の刻
蝕みながら生きている
自分の事しか考えず
悲しみも喜びも
ただ一人ダケの物
それらを言葉に出し
周囲に認めて貰いたい
周囲に同調して貰いたい
たとえ
他人に
どんな
言葉を
掛けられても
悲しいのは私一人
嬉しいのも私一人
また
記憶にも残らない
他人の言葉を聴きながら
一人たたずみながら
幾億百の刻蝕みながら
一人…で…
生きて…
いる
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