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求者
他人の気持ちが
流れ込んで来る…
むせびあがる慟哭
止まらない涙
何故こんなにも…
悲しく愛しい
そうやって
他人の欠点を見つけて
自分を慰める
何かを無くして可哀想…
私はまだ持っている
優越感から来る
慈愛の精神
全ての人間が否む事は出来ない
閉ざされた
冷たい
感情
ある日
不意に熱い涙と共に
溶けて流れた
いつからだったろう
心閉ざしていた
自分に
気付かなかった
ただ
視点の定まらない眼で
ずっと世の中見ていた
分厚い
氷越しの世界の住人
冷たい世界で
冷徹に
冷酷に
頭イイふりして
気取ってた
でも
愛が欲しい
愛されたいと
願ってる
知っている
一人の時の
気が狂いそうな
淋しさを
自殺したくなるような
長い時間を
でも
解ってる
君がいれば楽しい事を
君がいれば長い時間も
待ち続ける事が出来る
ぼんやりと…
夢見るように
その想いに応える事が
出来るなら…
残りの
氷を
溶かさないと…
もう少し…
あと…少し…ね？
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