第3話 噂話

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今日は日差しが暖かくて…眠くなるような1日。 ご飯を食べた後だとなおさら… 今日は週2でしか機能していない部活に出なきゃいけない。 柚姫「だるい…」 その一言しか出ない。 午後の授業が終わり、ふらふら~と武道場へ向かう。 柚姫「こんにちは~」 挨拶をして、竹刀とか防具を準備する。 「こんにちは。今日はだるいよなぁ…」 柚姫「あ、紘幸先輩!やっぱりそうですよね!!」 この方は二年生の本村紘幸(モトムラ ヒロユキ)先輩。 私と一緒の剣道クラブの出身で、今は部活にしか出ていない。 紘幸「なんか、眠いよな?」 柚姫「はい…うとうと~…って感じです」 2人でくだらないおしゃべりをしていたら、マネージャーや他の部員がやってきた。 顧問「今日は他校の剣道部が来てるぞ~!」 顧問の一言で私は少しテンションが上がった。 柚姫「どこの高校ですか?」 顧問「東高校だよ。あの進学校で有名な」 東高校… 紘幸「なぁ…東高校ってながわっちがいる高校じゃね?」 -ドキン! そう… 東高校はながわっちが通っている高校なのだ。 ちょっぴり…嫌なんだけど… 顧問「さぁ、準備を済ませろよ!」 「「「はいっ」」」 みんなテキパキ動いているのに、私はだらだらと動く… ながわっちと稽古なんてしたら、私…集中出来ないよ… はぁ…とため息をもらして更衣室へ。 ゆっくりと制服から剣道着に着替える。 柚姫「ふぅ…仕方ないよね…」 切り替えて、更衣室を出た。
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