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柚姫「びっ、びっくりした~…」
ホントに驚いた…
長和「あはは!驚いたか!!」
笑顔のながわっち。
柚姫「っ…そりゃぁ…驚き…ますよ」
長和「そ、そか」
柚姫「ながわっ…長和先輩、稽古始まっちゃう…始まりますから失礼します!」
うわぁぁぁ~!
かみまくったー!!
何言ってるか分からないよー!!
長和「お、おぅ…」
私は素早くその場を去っていった。
長和先輩って…
なんか…ムズムズするなぁ~…
でもながわっちから卒業するって決めたんだもん。
私は急いで、着替えた。
更衣室には奈緒先輩もいた。
奈緒「あ、ながわっちと一緒にいる子だ」
入ったとたんに話しかけられた。
うーん…
正直…関わりたくないよね…
柚姫「え?」
奈緒「ながわっちの妹みたいで可愛いよね~」
奈緒先輩は大人の笑顔で接してくれた。
私と2つしか違わないのに、大人で…
私と同じ女の子なのに、可愛くて…
私よりながわっちの隣にいるのは短いのに、ながわっちの彼女になって…
私よりながわっちを笑顔にしていく…
奈緒「じゃまたね!」
奈緒さんは先に出て行った。
胸が痛くて…
涙が溢れ出てしまいそうで…
しばらく呆然として…
なかなか更衣室を出ることが出来なかった。
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