第1話 気づいた気持ち。

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やっぱりながわっちは最高だと思う! 数時間の稽古が終わりに近づく… 最後は打ち込み稽古と言う打ち合いがある。 相手の空いている所をたくさん打っていく稽古だ。 長和「柚姫!!一緒にやろうぜ!」 ながわっちが誘ってきた… 柚姫「はい!!」 もちろん、断るワケがない!! すごくきつかったけど… すごく楽しかった! 整列して、みんなで面を脱ぐ。 私はガバッと手早く脱ぐとながわっちに視線を向ける。 ながわっちは上座の方に座っていて… ゆっくりと面を脱ぐ。 キラーンと光る汗… その汗を拭うながわっち… ヤバイ!!てらイケメンやん!! 先生「今日の稽古は終わりです!」 先生の声で本日の稽古は終了。 一同「ありがとうございました!!」 みんなが元気良く言う中… 柚姫「あ、あ、ありがとうございました!!」 遅れを取り戻すように礼をする。 面を持って畳に移動し防具をまとめる。 後輩「柚姫先輩、お疲れ様です!」 柚姫「お疲れ様!」 後輩の1人がやってきた。 後輩「柚姫先輩っていつもながわっち先輩と一緒にいますよね~」 後輩の何気ない一言… 柚姫「そう…?」 後輩「はいっ!!それに柚姫先輩って…いつもながわっち先輩の事見てますよね~!!好きなんですかぁ?」 ホント何気ない一言… 冗談で言った一言… なのに…私の思考は… ながわっちの事に行ってしまった。 ながわっちと一緒にいたいと思う… ながわっちといると楽しいし… 憧れだし… あれ… どうしてだろう… ながわっちは憧れだけど… こんなに胸がドキドキするのはなぜ…? 憧れだからってドキドキするのはおかしいよね? え…? 私…ながわっちが…好き…なの? そう思ったら…更に胸がドキドキして…顔が熱くなった… ヤバイ… 私…ながわっちが好きなんだ…
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