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やっぱりながわっちは最高だと思う!
数時間の稽古が終わりに近づく…
最後は打ち込み稽古と言う打ち合いがある。
相手の空いている所をたくさん打っていく稽古だ。
長和「柚姫!!一緒にやろうぜ!」
ながわっちが誘ってきた…
柚姫「はい!!」
もちろん、断るワケがない!!
すごくきつかったけど…
すごく楽しかった!
整列して、みんなで面を脱ぐ。
私はガバッと手早く脱ぐとながわっちに視線を向ける。
ながわっちは上座の方に座っていて…
ゆっくりと面を脱ぐ。
キラーンと光る汗…
その汗を拭うながわっち…
ヤバイ!!てらイケメンやん!!
先生「今日の稽古は終わりです!」
先生の声で本日の稽古は終了。
一同「ありがとうございました!!」
みんなが元気良く言う中…
柚姫「あ、あ、ありがとうございました!!」
遅れを取り戻すように礼をする。
面を持って畳に移動し防具をまとめる。
後輩「柚姫先輩、お疲れ様です!」
柚姫「お疲れ様!」
後輩の1人がやってきた。
後輩「柚姫先輩っていつもながわっち先輩と一緒にいますよね~」
後輩の何気ない一言…
柚姫「そう…?」
後輩「はいっ!!それに柚姫先輩って…いつもながわっち先輩の事見てますよね~!!好きなんですかぁ?」
ホント何気ない一言…
冗談で言った一言…
なのに…私の思考は…
ながわっちの事に行ってしまった。
ながわっちと一緒にいたいと思う…
ながわっちといると楽しいし…
憧れだし…
あれ…
どうしてだろう…
ながわっちは憧れだけど…
こんなに胸がドキドキするのはなぜ…?
憧れだからってドキドキするのはおかしいよね?
え…?
私…ながわっちが…好き…なの?
そう思ったら…更に胸がドキドキして…顔が熱くなった…
ヤバイ…
私…ながわっちが好きなんだ…
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