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帰宅してからお風呂に入り、部屋でのんびりくつろいでいた。
お気に入りの音楽をかけて、マンガを読む。
この時間が一番好きなんだよね!
ピンポーン!
夜の7時を過ぎた頃だろうか…
いきなりインターホンが響いた。
私の部屋は玄関から遠い二階の部屋。
その向かいにお兄ちゃんの部屋がある。
母「あら~………じゃない……く………たわね~………」
お母さんの声が聞こえたんだけど、音楽でハッキリとは聞こえない。
うん、私には関係ないね!!
そう判断した私は再びマンガを読み始めた。
-コンコン!
ノックの音で私は音楽を止めてドアを開けた。
聖也「夕飯出来たから降りて来いって」
柚姫「分かった」
ミュージックプレイヤーの電源を切って、部屋の電灯を消した。
ぱたぱたと一階に降りて、リビングへ。
そこにはお父さんとお兄ちゃんがのんびりテレビを見ていて…
お母さんはキッチンで忙しそうに動いていた。
私も手伝お~と思いながらキッチンへ向かう。
柚姫「今日はすき焼き?」
母「そうよ~!野菜洗って」
柚姫「はぁい」
久しぶりのご馳走にワクワクしていた。
父「長和!こっちに座りな~」
ん…?
長和…?
チラリとテーブルを見れば
長和「はい」
笑顔のながわっちがいた!!
-ドキドキ!!
胸がバクバクして…
顔が熱くなってきたよ~…
母「持って行って~」
柚姫「うっ、うんっ!!」
ドキドキしている胸を押さえながら食器や食材を運ぶ。
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