第2話 素直になれない…

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ご飯を食べ終わり、リビングでのんびりしていた。 でも私はのんびり出来ず… バクバクする胸を押さえて私は部屋に戻った。 正直、今は1人でいたい。 柚姫「はぁ~…」 ベッドにダイブする。 好きだと知ってから… こんなに混乱してばかりだ。 それなりに好きな人ぐらい出来たことはある。 けれど…今回は最悪だ。 ながわっちだよ…? よくお泊まりに来るし、親ぐるみで仲良しだから… 嫌でも顔を見なきゃいけない。 柚姫「はぁ…」 私はうとうとしていると… -コンコン ノックがしてガチャリと開ける。 長和「よ!マンガ読ましてくれよ~」 ながわっちが笑顔でやってきた。 柚姫「マンガ…?…嫌だ」 またドキドキして言ってしまったー! 長和「柚姫のけちー」 柚姫「けちで良いです」 私はバクバクとする胸を押さえる。 長和「うぅ…」 少し泣きそうな表情になった。 そんなながわっちに私は無言でマンガを貸した。 柚姫「仕方ないなぁ…貸してあげる」 長和「ありがとう!」 とびっきりの笑顔でお兄ちゃんの部屋へ入っていった。 私もドアを閉める。 胸がバクバクしている。 さっきから…ながわっちに嫌だって言っているよね… どうして、素直になれないんだろう… 柚姫「いわゆる…ツンデレなのかな…?」 ながわっちともっと話していたいし… もっと笑顔がみたい… だから…ツンツンしてしまうのかな? はぁ… 自分で言うのもなんだけど… 私って厄介だよね…
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