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ご飯を食べ終わり、リビングでのんびりしていた。
でも私はのんびり出来ず…
バクバクする胸を押さえて私は部屋に戻った。
正直、今は1人でいたい。
柚姫「はぁ~…」
ベッドにダイブする。
好きだと知ってから…
こんなに混乱してばかりだ。
それなりに好きな人ぐらい出来たことはある。
けれど…今回は最悪だ。
ながわっちだよ…?
よくお泊まりに来るし、親ぐるみで仲良しだから…
嫌でも顔を見なきゃいけない。
柚姫「はぁ…」
私はうとうとしていると…
-コンコン
ノックがしてガチャリと開ける。
長和「よ!マンガ読ましてくれよ~」
ながわっちが笑顔でやってきた。
柚姫「マンガ…?…嫌だ」
またドキドキして言ってしまったー!
長和「柚姫のけちー」
柚姫「けちで良いです」
私はバクバクとする胸を押さえる。
長和「うぅ…」
少し泣きそうな表情になった。
そんなながわっちに私は無言でマンガを貸した。
柚姫「仕方ないなぁ…貸してあげる」
長和「ありがとう!」
とびっきりの笑顔でお兄ちゃんの部屋へ入っていった。
私もドアを閉める。
胸がバクバクしている。
さっきから…ながわっちに嫌だって言っているよね…
どうして、素直になれないんだろう…
柚姫「いわゆる…ツンデレなのかな…?」
ながわっちともっと話していたいし…
もっと笑顔がみたい…
だから…ツンツンしてしまうのかな?
はぁ…
自分で言うのもなんだけど…
私って厄介だよね…
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