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「へぇ…」
「ところで、なんでここに?」
「…あぁ、一緒にさぼろうと思
って迎えに来た」
「……僕をですか?」
「他に誰がいるんだよ」
「でも僕…!」
「裕翔に拒否権はありません。
…行くぞ」
「ちょっ…!」
そういって、まだ来たばっかり
なのに涼介に手を握られて教室
を出た。
そのまま手を引かれてついたのは
まだ行ったことの無かった屋上。
なんでか分からないけど涼介は
そこの鍵を持っていて、簡単に
中に入れた。
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