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AM 08:24
「おはよー、あれ涼介は?」
「はよ。どっか行った。…たぶ
ん裕翔のとこだと思うけど」
「…あれ、絶対惚れてるよね」
「あ、俺も思ってた」
教室に入ると、そこには光の姿
しかなくて涼介がいなかった。
俺たち3人は同じ境遇ってことで
入学当初からすぐ仲良くなった。
家柄はもちろん、周りに心を開
いていなかったこと、…そして
執事に恋をしていること。
これは光と俺だけだったんだけ
ど、最近じゃ涼介もそう。
執事の裕翔に、恋してる。
指名して執事にしたぐらいだから
最初から気はあったんだろうけど。
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