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「で、どうしたの話って?」 涼介に鍵を借りて開けた屋上に 着いても何も話さない雄也にし びれを切らして俺から話すと、 俯いていた顔をあげた。 …本当は、聞きたくない。 だって雄也の口からは良い言葉 なんて聞こえてこない。 お互い話さないままずっと、こ うしていたい。 でもそれじゃ雄也が幸せになれ ないだろ? だって、俺とは無理矢理付き合 ってるんでしょ? だから 俺と別れるキッカケをあげるよ .
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