243人が本棚に入れています
本棚に追加
「で、どうしたの話って?」
涼介に鍵を借りて開けた屋上に
着いても何も話さない雄也にし
びれを切らして俺から話すと、
俯いていた顔をあげた。
…本当は、聞きたくない。
だって雄也の口からは良い言葉
なんて聞こえてこない。
お互い話さないままずっと、こ
うしていたい。
でもそれじゃ雄也が幸せになれ
ないだろ?
だって、俺とは無理矢理付き合
ってるんでしょ?
だから
俺と別れるキッカケをあげるよ
.
最初のコメントを投稿しよう!