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「…だいき、」
「んっ」
「…朝だよ」
耳元で囁くとすぐに起きる事が
判明したのは2年ぐらい前。
これだと、何故か大貴さまでも
すぐに起きる。
理由を聞いても何も答えてくれ
なかったけど、とりあえずこの
方法が一番目が覚めるらしい。
「ん…」
「おはようございます。制服な
どはあちらにご用意しており
ますので着替え終わり次第、
朝食をお召し上がり下さい」
「…雄也」
「どうかされましたか?」
「それヤだって言った」
「しかし、大貴さまは…」
「いやだ。」
「はぁ…二人の時だけだぞ?」
「うん」
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