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軌跡の光パン屋編2
2011年八月下旬
鎌田「栗山、パンを整形するから分割してみろ」
栗山「はい」
鎌田「その積み方はないだろジェンガじゃあるまいし」
長谷川「栗山くんしっかり」
伏見「この前も言ったでしょ、あとウィンナー厚い、もう少し細めで、ペッパーも多すぎず少な過ぎず、やってみて下さい」
栗山「終わりました」
伏見「悪くはないですが、もう少し丁寧に」
鎌田「長谷川さん、栗山、小松原、休憩行ってくれる?」
長谷川「はい、栗山くん急げ」
長谷川「栗山くん、メモとったほうがいいよ、鎌田さんにまた怒られるよ」
栗山「そうですね」
八月末
佐藤「栗山、それ終わったら次は整形な」
菊池「栗山くんそれ違う、ベーコンは冷蔵庫の中」
水本「整形やるからこっちでやって」
栗山「はい」
菊池「食パンの形は?まだ出してない?」
栗山「はい」
菊池「早く出して」
鎌田「栗山、明日から二ヶ月目だぞ、いつまでも教えられると思うなよ」
栗山「来月も試用期間ですよね」
鎌田「試用期間だからって試用期間なりにやりゃいいってもんじゃないからな」
吉澤「パンプキン借ります」
鎌田「はいよ」
長谷川「栗山くん、帰りにメモしよう」
栗山「はい」
佐藤「それにしてもやばいですよね」
鎌田「何が」
佐藤「パンプキンの種在庫ないみたいで」
鎌田「それはやばいな」
秋葉「鎌田くん、ラスクでた?」
鎌田「何の?」
秋葉「この前出したやつ」
鎌田「まだじゃない?チョコラスク出たよね」
秋葉「チョコラスクは売り切れ」
鎌田「マジか」
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