第一話
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でもその瞬間、頭で響く声、 それに心を救われ、自分の席につく。 そしてすべてのことが、 終わると秋は逃げるように帰っていった。 家に着くと、部屋に入り、 鏡の前でずっと光と話す。 それが秋の日課。
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