第一話
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ごはんを食べ終え、部屋に帰ろうとすると、 母親が秋を呼びとめた。 「ねぇ、秋」 「・・・・なに?」 震える声、 勇気を振り絞り母親の目をみて、話す。 「今度の日曜日空いてる・・・?」 「・・・・。」 問う母親に、 頭で声が聞こえ、答えがでる。 「無理、空いてない」 部屋に急いで入り、 鏡の前に立ち、光にニッコリと笑う。
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