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「どーよ私の死ぬほど分かりやすい説明は!お前のプリンみたいな脳みそでもさすがに分かっただろ!」
いちいちいちいちうるさい小娘だ。
お前の方が脳みそプリンだろ!
「あーもういいからさ、分かったよ。天使になればいいんだろ」
「だから受け入れ早すぎ!もうちょっと悩めよ!」
メーコの甲高い声が白の空間に響く。
実はまだ信じてない。
死んだことさえ、夢じゃないかと思っている。
その上天使?俺が?
夢としか思えねーよ。
取り敢えずメーコの頬をつねってみた。
「あぎぎぎぎぎっ、ら、らにふんろよ~!」
おー、よく伸びるほっぺただ。
お持ち帰りしたいね。
「夢かどうか確かめてたんだ」
「ほーひへははひっ!?」
何言っていんのか分からないから手を離してやった。
「どーして私っ!?自分のでしろよ!!」
涙目で自分のほっぺたをさする。
「いやぁ、なんか気持ちよさそーなほっぺただったから」
「うぁあいっ!!」
回し蹴りキタ。
良いの食らっちまったぜ……。
ケツが割れそうだ。
「ま、まじで、意味わっかんない!」
おー。
痛い痛い。
こりゃ夢じゃねーな。
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