~第1章~ 弱虫ヴェール

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「おい!!」 その少年は言った 「弱いくせに俺にたてつく気か?」 「…」 いじめ…られている、その少年はヴェールという。 ヴェールは何も言わずにただただ殴られるばかりだ。 「…」 ヴェールは何も言わずにただ殴られ続けた。 この町には、町を守る部隊がある。 その入部許可をもらうには試験に合格しなければいけない そして次の日…城の中…。 「まず、予選はチーム戦とする」 「(チーム戦…か)」 チームが4チーム作られた。 ヴェールは第3チームになった。 仲間は他に4人いる。 いつも僕をいじめているダイゴ、その手下のゼム、他の二人のうち一人は髪の長い女。 もう一人はマントをかぶった男だった ところで、ヴェールが何故この部隊に入ろうとしたか、それは強くなりたいからだ、いつもいじめられて悔しかった。 この部隊に入って強くなってダイゴ達を見返してやるんだ。 「私達についてきなさい」 そして…予選は始まるのだった。
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