4月

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4.4 なんで、一番目が君なんだろう。 どうして、誰よりも最初に私を見るの? その証を見るだけで、トキメいてしまった。 忘れなきゃいけない存在。 諦めなきゃいけない存在。 私の憧れだったメールができた。 本物じゃないけれど。 君の一言一言で、 「あぁ、ホントにメールしてたらこんな感じなんだ」って思った。 あのコはメールするの嫌がってた。 なんか嫌々してるみたい。 ただの自慢かもしれないケド…。 それでも少しだけ羨ましかった。 これが本物の恋だったかもしれない。 今更気付いたって遅いのにね…。 馬鹿だね、 今更気付くなんて…。 ――――END――――
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