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ゲームのフルーツバスケットを連想させた。
望月が小走りに恵のところにやって来た。
「よろしいでしょうか」
目で隣の椅子を指し示す。
「もちろん」
再度プロフを交換して話し始めながら、視界の隅で他にも数人の男性がこちらを目指していたのを確認する。
諦めて他の女性のところへ行ったようだ。
「次は最終投票なんで、ぜひボクの番号書いてくださいね。
僕は星岡さんの番号だけ書きますからね」
いきなり猛攻に、少しばかりプレッシャーを感じつつも、悪い気はしない。
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