0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
出逢い
今日も朝がきた。AM8:00、携帯のアラームが騒がしい。テレビをつけ、コップ一杯のミルクティーを飲みながらニュースを見る。政治にスポーツ、芸能情報が忙しなく流れている。
いつからだろう。世間に溢れている途方もないない量の情報がオレには雑音でしかない。
AM10:00、いつのまに時間が過ぎたのだろうか。普通の人ならとっくに働いている時間だ。
でもオレはやることがない。俗に言うニートってやつだ。働きたくない訳ではない、ただ理由がないのだ。人は家族の為、金の為、物の為に働いている。っと思う。
だがオレにはソレがない。あの日アイツがいなくなってから。逆に言えばアイツとの出逢いがオレの始まりでもある。
いま思うと不思議な出逢いだった。そうあの日に...
最初のコメントを投稿しよう！