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私の母は昭和7年に長崎で生まれました。
戦争が行われていた時代に生まれ生死を掛けた中で生きていました。
家庭自体は割と裕福な方で当時生活には困らない様でした。
しかし、実の父が突然亡くなり、生活に困りあちこちと奉公に出されていた様です。
そこでも生活には困らなかった様ですが、後に母は非常に辛かった時代だと言っていました。
そして中学卒業後に今の生活が嫌になり家を飛び出し広島へとたどり着くのでした。
そこでは、なりふり構わずに働いていました。
身寄りのない母は生きていく為には何でもしたそうです。
大工の飯炊きから水商売まで、朝夜問わずに働いたそうです。
女が一人で生きていく為に必死だったのです。
それから40過ぎで今の父と結婚する訳ですが、その間の事は余り解りません。
後に少し触れますが、余り良い人生ではなかった様な気がします。
そして46歳で私を産む訳ですが。
その話しはまた次回に。
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