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「まぁ、よく解らないが俺たちも適当に教室の中に入ろうぜ?」
灯幸はそれだけを言うと、俺たち二人の目の前にある教室の扉を開き、中へと入って行った・・・。
本当に適当だな・・・。
そう思いながら俺も灯幸の後へと続いて中へと入った。
「おーい、悟。ここだ、ここ。」
相変わらず仕事が速いな・・・。
中に入ると先程教室に入ったばかりではないのかと些か疑問に思ってしまう灯幸が席を取っていた。
今俺たち二人がいる教室の広さは500人程の人が軽く入れそうな広さで、そこに並ぶ席も500人かはどうかは解らないがそれ程の数が並んでいる。
そんな教室の出入り口の前で俺は先に席を取ってくれた灯幸が座っている位置を確認する。
(窓際の一番後ろの席。よくやった灯幸。)
俺は灯幸が座っている位置へと向かい、彼が取っておいてくれた席へと座った。
因みに灯幸の前の席だ。
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