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俺の返事に満足したのか、母さんは微笑みながら次の言葉を述べた。
「今日から貴方は戦立の学園に通うのだけど大丈夫?」
母さんの"心配"が含まれたその言葉に俺は「問題ないよ。」と答えてあげた。
「そう、気をつけてね?いくら"身体能力が一般の人より高い"と言えど、やはり貴方も一人の"一般人"。その学園は能力者も沢山いるのでしょう?あまり怪我はしないでね・・・。」
ありがとう、母さん。
そんな想いも含んだ笑みを母さんに向けて、俺は朝食を食べ終えた後、自室に向かい、学園に通う為の指定の通学鞄を取り出し、
「行ってきます。」
家から出て行った。
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