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「内藤帰るのかよ!!誘おうと思ってたのに」
「内藤は諦めろ、早く誘わないと皆帰っちまうぞ」
僕は金澤を焦らせた。
「確かにやばいな!!皆が帰る前に人集めてくるわ!!」
そう言うと金澤は教室を飛び出して別のクラスの帰ってない連中を捜しに行った。
別のクラスの知らない奴が来るぐらいなら広木を誘った方がまだましだ。
個人的にはそう思う。
初めての人にはいつも以上に気を使う。
別に行きたいわけでもないのにいつも以上に疲れる。
いっその事帰ってしまおうか。
しかし友達付き合いも大事だ……
そのもどかしさに僕は深い溜め息をついた。
僕は自分の席に戻り頬杖をついていた。
その時に話かけられた。
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