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春日は思い当たる人物を探していた。
「もしそうだとしたら誰だったんだ……あいつのはずがないし、あいつでもない、あいつも、あいつも」
が少し経つと
「あぁあああもう!!広木以外心当たりなんかねぇよ」
解くことのできない難問に頭を抱えていた。
皆でその事件のことを話していると、金澤ががっかりした様子で帰ってきた。
「なんで今日に限って皆用事入れんだよもぉ~。あれ!?春日に塙じゃん。まだ帰ってなかったんだ」
金澤が誰も見つけられないのは大方予想通りの展開だ。
「おい金澤!!広木探しに行くぞ」
「えっ!あっちょ……今日は遊ばないのかよ?……」
春日は金澤を無理やり広木探しに連行した。
春日はイライラの矛先を誰に向ければいいか分からず、金澤を乱暴に扱っているようにも見える。
自分の彼女がそんな目に合えば怒るのも無理はない。
春日たちが行った後、塙は僕に気になる証言をした。
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