相手の不幸は蜜の味

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諸君、私は今、大ピンチに陥っている。 私がイスの上から見ているのは、世にも恐ろしい生物… そう…犬である。 私がイスに乗って休んでいたとき、そいつがあろうことかイスのすぐ下で寝たのだ。 動くことができない。 しかも、私の身体は恐怖で震えている始末である。 「ご飯よ~。」 そこに、ドッグフードを持って人間その1が姿を見せた。 犬は人間その1の言葉を聞いて突然起きた。 どうやら、ご飯を食べにいくようだ。 ……ふん。ようやく行ったか。相変わらず迷惑きわまりない生物だ。 …怖かったよぉ。
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