私は猫である

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「クロちゃん、ご飯だよ~。」 人間の声が響く。 うるさいなぁ。せっかく気持ち良くお昼寝してたのに…。 でもお腹空いたから許してあげようかなー。 私はいつもご飯をくれる人間その1の足元にすり寄った。 「はい。」 人間その1は私の目の前にご飯を置いた。 私はそのご飯を食べる。 うーん…… 不味いわけではないんだけどいつも同じ味で飽きたなぁ…。 おいしい魚食べたい。 私はその事について人間その1に訴えてみた。 しかし、人間その1は… 「そう、おいしかったの~。よかったねぇ~。」 …違うんですけど。 まったくこれだから人間は…。 まぁ、いいか。 私は心が広いから怒らないであげよう。 私はお腹いっぱいになったので家の中を散歩することにした。
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