私は猫である

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私が家を散歩していると人間が2人いた。 「きゃあ~。かわいい~。」 「クロ、おいで~。」 この家に住んでる人間その2とたまに来る人間その3である。 人間達は私を抱き上げると部屋に連れて行った。 私はこれから散歩しようとしてたんだけど…。 私は抗議の声を上げた。 しかし、人間達は… 「きゃあ、鳴いてる~。かわいい~。」 …仕方ない。優しい私がつきあってあげようじゃないか。 人間達は部屋で私の頭やあごを撫でまくった。 体を触られるのは嫌いだが、撫でられるのは心地良いので嫌いではない。 私はしばらくの間、身を任せていた。
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