第五章

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純「……」 なんかめちゃくちゃ悲しい。 晃「…もうHR終わってんぞ。」 晃佑は私の相談に乗ってくれているのに、晃佑の悩みなんか聞いた事ない… 私ってそんなに頼りないかなぁ? ~その日の帰り道~ 私はいつも通り晃佑と下校する。 純「…ねぇ。晃佑…」 晃「…ん?何」 言ってることはそっけないけど優しい顔でこちらを見てくる晃佑。 純「俺な、ガキの時からずっと友達は晃佑1人だったから、晃佑の事は全部知ってると思ってたんだ…」 晃「……」 純「だけど、実際俺は晃佑の事ちゃんと理解してなくて、俺ばっか相談のってもらって晃佑に甘えてたんだ。」 …そうだ。 私は昔から晃佑ばっか頼って自分1人では何も解決できない馬鹿だったんだ… 純「でも晃佑からは悩みとか全然相談してこなくて… そんなに俺の事信用できねぇか?」 ジワッ うわっ 涙が出てきた💦 私ってだせぇ… 晃「!!!違う💦俺だってお前は大切な存在だ!!……でも、友達としてじゃないんだ。」 .
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