第五章

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祐「いえいえ。」 純「お礼になにか…」 チュッ 祐希先輩が私の頬にキスしてきた。 祐「これでいいよ。」 純「ななな何しとんじゃい!」 ついタメ口を聞いてしまう。 祐「あ、そうだ!夏休み俺と純ちゃんと晃佑とで海いこっか!協力してあげる」 祐希先輩は私を無視して話し始める。 って協力って… 純「あ…はい。分かりました。」 祐「じゃあまた連絡するね!」 純「はい…じゃあ失礼します。」 そう言って屋上から出ていく私。 教室に戻ったら晃佑が来ていた。 あっ… 目があってしまった。 とっさに目を反らす。 しまった! また晃佑を見ると悲しい顔をしていた。 馬鹿か私は! 晃佑にあんな顔をさしては駄目だろう! 純「あ、あのさ!晃佑!!」 私は勇気を出して晃佑に話しかける。 純「俺、お前とちゃんと向き合ってみる!!」 これが私の今の本音だ。 晃「…わかった。」 純「って事で夏休み3人で海行こう!」 晃「…3人で?」 純「そう!祐希先輩が3人で行こうって誘ってくれたの!」 晃「…3人で…わかった。」 ん? なんか晃佑怒ってる? まぁ 純「夏休み楽しみだね!」 晃「こいつ俺とちゃんと向き合う気あるのか?」 純「ん?なんかいった?」 晃「何にも…」 海かぁ! 早く行きたいな! 男心がまったく分かってない純ちゃんなのでした💦 .
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