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ロッキーがそういうと、スライムは消えて行った。
5か,,,少ないな,,,。
「何か敵が落としていったようです。」
みると、小さな宝箱が落ちていた。
開けてみると、なにやら草が入っていた。
「これまさか,,,薬草?」
「そうです。よかったですね!」
薬草って,,,,これ食べるの?
「さぁ、先を急ぎましょう!」
俺たちは忍者村に急いだ。
「ここが忍者村か。」
忍者村にはたくさん忍者がいた。
まぁ、忍者村だからな。
北のほうには、大きな城があった。
「あの城でかいな。」
「あの城に村長様がいらっしゃるかもしれませんね。」
「とりあえず行ってみるか。」
城の中には道具屋、万屋が両手にあり、奥には近衛兵2人に男の人と女の人がいた。
「忍者村にようこそ!」左の兵が元気よく挨拶してきた。
「ふあ~,,,ん?あ!忍者村にようこそ。」右の兵が眠そうに挨拶してきた。
だいじょうぶか,,,?と思っていると、男の人に声をかけられた。
「君が悠人君か。ユーナス村の村長から聞いてるよ。私は忍者村の村長の服部永治だ。」
「妻の服部麗です。」
「あの,,,ここにめっちゃ腕のいい忍者がいると聞いてきたんですけど,,,。」
「あぁ、たぶん麗治のことだな。」
麗治か,,,漢字からしてこの2人の子供かな。
「今出かけているから、もうちょっとしたらきてくれるか?」
「分かりました。」
「良い旅を!」と2人の兵の声に送られ外へ出た。
するとロッキーが思い出したように言った。
「そういえばここ、裏庭があるんですよ。そこに何かもしれませんね。」
「言ってみるか。」
そうして、裏庭に続く道を歩いて行った。
裏庭には新しい敵がいた。
「とんぼか?」
「正解です!デスドラゴンフライ、HP7MP2です!」
いつものように戦闘が始まったとたん、デスドラゴンフライが火の玉を出してきた。
「ちょっっまじでっ!」
とっさによけたが、腕を少し火傷してしまった。
「後で回復しましょう!その前に早く倒しちゃってください!」
「よし!」
俺は木の棒でデスドラゴンフライを叩いた。
「デスドラゴンフライに10のダメージ!戦闘終了です!」
「いたた,,,,,。」
「おい、お前。」
なぜか後ろから聞いたことのある声がした。
「いい腕してるじゃないか。手、かしてみろ。」
その男の顔を見て、俺は自分の目を疑った。
「ゆう,,,,き,,,,?」
顔が勇樹とそっくりなのだ。髪形をポニーテールにした感じだ。
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