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「?何を言っている?俺の名前は服部麗治だ。ほら、手。」
そういい、やけどのところに手を当て、何かつぶやくと痛みが消えて行った。
「え、なんで!?」
やけどはもう治っていた。
「回復の呪文だ。さぁ村に戻るぞ。」
「あぁ,,,,,うん。」
公園で会った男の人、そして勇樹にそっくりな麗治。
「悠人さん!ボーッとしてないで早く行きますよ!」
俺は何か頭に引っかかったままロッキーを追いかけた。
「父上、今帰った。」
「おぉ、そうか。,,,悠人君達も一緒なのか。ちょうどいい。麗治、ちょっと話がある。」
村長が何か話している。きっと俺たちのことを話しているんだろう。
「・・・そうか。神祈石がなくなったか・・・。」
麗治が険しい顔をする。
「そうなんだよ。それでさ、探すの手伝ってくれないか?」
「・・・。そうだな。俺も同行しよう。」
「よかったですね!新しい仲間ゲットですよ!」
ロッキーが飛び回っている。
「それにしても悠人君の装備は古いな。よし、お金をあげるからそこの万屋で装備を買ったらいい。」
そういって村長からお札2枚渡された。2000円かな。あっちの世界とは違うけど。
「よし、行くか。」
ロッキーと麗治を連れて万屋へ向かった。
村長からもらったお金で装備で買い、ユーナス村に着いた時、
「きゃぁぁぁぁ!」
井戸のところから悲鳴が聞こえた。
「え、何?」
俺は走って井戸に行くと、
おばさんたちが腰を抜かしていた。蛇でも出てきたか?
「え、えっと、何があったんですか?」
「パ、パンドラ湖のほうでピカっ!て光ったのよ!」
光った?まさか,,,
「神祈石、か?」
「その可能性もある。パンドラ湖に行くぞ!」
俺たちは急いでパンドラ湖へ向かった。
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