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魔王と王女は銀のマント広げた上に乗り、魔王城に向かって飛んでいる。
「くそう、部下が働かないから俺自身が勇者お引き取り交渉しにきたのに王女誘拐とか……」
「そしてwwwwわwwたwwすぅwwは着払いで返されるぅんですねwwwwwwwwわかりますwwwwwwww」
「だまれ! 元はと言えばお前がマントをパクるからだろうが!」
「あんまりにも厨二臭かったもんでwwwwwwサーセンwwwwww」
厨二臭いからってパクんなよ……、勇者引き取らせれなくなったじゃんか。
「あっ、そう言えば……」
「なんだバカフィリス。脳みそでも忘れてきたか?」
「脳みそはちゃんと自宅警備員してますがなwwwwww。ちがくて、わたすぅのメイドは世界一ィィィイイ!!」
「恐れいるであります」
いつの間にかマントの上に1人増えてやがった……。
「誰よ? このメイド」
「ああ、このメイドはアタシの専属メイドのアメリアたん」
「人に指を指してはならないと言われなかったでありますか?」
バキッ グシャッ
「ア――――ッ!」
「……指を曲がらない方向に直角に曲げられた」
「アタシなんか曲げてた方砕かれた……痛すぎて笑けてくるwwwwww」
「申し遅れました、私はこの王女(馬)のメイドをしていますアメリアであります」
「ちょwwwwおまっwwwwww馬鹿って事かwwww? その括弧内の馬はwwwwww」
「あなたに私をお前と言う資格は無いであります」
「辛辣だな」
「うるさいであります、このロリコンがっ!!」
「あれ? なんかこっちに飛び火してきた……」
「ザwwwwマwwwwァwwww」
「黙るであります、爪の垢がっ!!」
「(;ω;)」
罵倒されながらも、マントは目的地に飛んでいく。
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