プロローグ

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『10年前、旧校舎で一人の生徒が自殺した。 夜になると二階の窓に死んだ生徒が映る』 という、よくある怪談話が学校中に広まっていた。 最初は学校側も取り合わなかったが、あまりに目撃情報が多く怖がる生徒が続出した為、念の為学校はその旧校舎を厳重に封鎖し、誰も入れないようにした。 それからは何事もなく、いつの日かそんな怪談も徐々に忘れ去られ、平穏な日々が続いていた。 あれから10年が過ぎ……封鎖されていた旧校舎から一人の生徒が遺体で発見された。 それが全ての始まりだった
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