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「伊緒、起きなさい。ご飯お母さんがぜんぶ食べちゃうわよ。」 お母さんが呼んだ時には、既にわたしは制服へ着がえており、自室の前の洗面所で口をすすいでいるところだった。 鏡の前で髪をとき、手早く編んでおさげにする。 よし。 「おはよう。」 キッチンで、牛乳をパックからグラスに注いでいたお母さんが振り返る。 「あら、起きてたの。」 「ふん。」 気のない返事をし、席に着く。
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