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「俺は新撰組副長、土──」
「土方さん!??????」
私は思わず名乗る前に声をあげてしまった。
「わかってくれればいい。」
自称土方さんは、また少し目もとを緩ませてこちらを見ていた。
「もし本当の土方さんなら、なんでここに!? ってかなんで??」
理解できない事だらけ、さらにどこまでが本当かもわからない。
足…あるよな…。
まさかと思い思わず足元を確認してしまう馬鹿な自分。
幽霊なんて見たことないから本当に足が有る無しなんて事もわからないくせに。
私はそう思いながらも、とりあえず靴を脱ぎリビングへと自称土方さんを招き入れた。
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