高校1年生―夏―

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………時間はあっという間にすぎていった。 話し込んでいたら夕方になっていた。 直くんと話していて楽しかったな。 着替えて歩きで帰っているのだが前では鈴木先輩と夏子がいちゃこらしている。 正直、離れたい。 わたしは直くんに 『なっ、直くん!!!今日は話聞いてくれてありがとね!』 『こちらこそ。花音ちゃんも今日はありがと!よかったらなんだけど…』 『ん?』 『これ、じゃ用事思い出したから!!!またね』 直くんに紙を渡されて、すぐに帰ってしまった。 なんだろ…。 『え?………えぇぇえぇええええええ』 紙には…直くんの電話番号とメールアドレスがっ…! わたしは嬉しすぎて途中の……
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