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くしゅんっ
あーあ。風邪かな。今日から高校生なのに
わたし。田中花音は電池式の自動四輪車に乗っかりながら通学中だ。
学校に着き降りたら…
『かのーぉんっ♪おはよっ』
この声…夏子かも。
『なんなの。朝から』
『えっ、酷くない?!挨拶してあげたのに~前ほしいって言ってたアニメのあのストラップあげないよ~』
『え!ちょっと待った!!そりゃ困る』
夏子は小学校からいつも一緒にいた。いわゆる、腐れ縁ってやつかな?
『えへへ~花音はいつもわたしをばかに…』
『こら!そこの1年生!!遅刻だぞ!!!』
うわっ、やば。
『花音いかなきゃ!!!』
『はいはい。』
こうして。高校生活が始まるのであった。
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