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気づけばもう冬だった。 あれから3か月。 蚕のように閉じ籠り、日々は過ぎていった。 武が去って、仕事も思うようにできなくなって、気づけば閉じ籠っていた。 次の日がくることが嫌で、無理に薬を飲んで寝て過ごす。 そう、眠っていれば何もつらいことなどないのだから。 今がいつなのか分からない。 ヨウコはぼさついた頭をかきながら、喉の乾きを潤すために水道から水を飲んだ。 「まだ生きてる。」
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